プロローグ2 伝説を知る者

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まあ、言い伝えにはこうある。 「白の姫と王子、そして黒の帝の気が交わる時、全てが始まるだろう」 そう、「黒の帝」さ、問題は。 なにしろ、みんながみんな、「いるワケがない」の一点張りなんだから。 いないワケないだろ、逆に言うけどさ!! 俺が保証するよ! 実際に会ったことがある、俺が!! ……まあ、それはさておき。 俺は今、オカルトチックだからと、どこぞの編集局にこの話の調査を頼まれている。 だから今、「Nagano」というペンネームでレポートを書いてるところだ。
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