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お互いに、あまりに重いものを持っていたようだった。
「定職探す暇が無くなってよ。最近やたらと揉め事ばかり起きてさ」
「俺は腰巾着に相当困ってるぞ」
すると………
「腰巾着って何?」
別の男が現れる。
「美織?」
「あんな言い方はないだろ」
「悪かったな」
「……まあいいか。で?あの胡散臭い男、弓弦っていうのか?」
「よろしく、美織君」
「ああ……こちらこそ」
挨拶はしたものの、3人揃って微妙な空気に投げ出される。
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