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「で、妹の様子はどうなんだ?」
「知らないな。ここで何時間もバイトしていたもので」
「そうか……」
だが、こんな所で暗い話ばかりするのはどうなんだろう、と、弓弦には次第に思えてきた。
「でもさ、せっかくここに来たんだから、今は妹の話は忘れて、明るくやったらどうだ?」
「じゃあビール2杯よろしく」
「早いな……」
結局、2人は親友なのだろう。
仕事は仕事、プライベートはプライベートと、しっかり割り切っていたようだった。
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