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「雪彦、お前もか」
「3人でやってもいいだろ…。よく考えたら、お前らには感謝しかすることがないからな。俺も頑張らないといけないだろうよ」
「まあ、人数が多い方がいいか」
結局、ある者は妹のため、ある者たちは「敵」のため、またある者は彼女のために、忙しく動き回っていた。
そんなある日、また3人で集まったとき。
「一つ追加しよう」
「何だ?」
「薔薇水晶のことだ」
「ああ、あれか。……だから姫羅と弟王子が必要なんだよ」
「まあそれは周知のことだろう」
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