偽りばかりの悪夢

9/17

27人が本棚に入れています
本棚に追加
/259ページ
「姫を捕らえた」 「了解。今、例のアジトにいる。…そうそう、ナイフを用意しといたから」 「オッケー。………あ、雪彦!鏡だか瑞樹だかが来るはずだ。何としてでもごまかせ!」 「……音哉。あまり気乗りはしないがやるしかないんだろう………?なら、そうするしかない。やるだけやるさ」 「すまない。姫をこんなことに巻き込んで……」 「ま、弓弦を信じよう。……頼むぞ」 とにかく緻密に計画されていた。 そして実際、雪彦の所に瑞樹が押しかけてくる。 ちょうど弓弦が準備をしていたところだった。
/259ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加