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「安心しろ、殺しはしない」
彼は姫羅ではなくマイクに向かって呟く。
雪彦がこれを聞いていないはずはない。
「弓弦!!いいのか!?」
「勿論!計画なんて最初からなかったようにやっちゃって!2人とも!」
「了解!」
小さいながら力強い言葉だった。
雪彦は「とりあえず」怒りを剥き出しにして、例の階段を上っていく。
音哉はそれを待つように姫羅の首を絞め上げている最中だった。
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