帝と不良王子と白騎士2人

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そんなある日。 「おはようございます」 「ああ、弓弦君か、今日は来なくていいよ」 「は?クビですか……?」 「いや、明日か明後日からまた来てくれれば助かるよ。君の頑張りにはすごく感謝してるし、だからバイト代も弾んでるよ。でも、いつもそればっかりじゃ、いつ倒れるか、俺が心配なんだよ。だからさ、今日は思いっきり遊んできて!」 「あ、ありがとうございます……。では…お言葉に甘えさせて頂きますね……」 弓弦は少し当惑しながらバイト先を出た。 「ま、せっかくの休みだからな」 そう言って彼は久しぶりに無線のスイッチを入れる。
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