帝と不良王子と白騎士2人
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「ああ疲れた」 不良少年少女グループと思しき集団が近づいてくる。 弓弦には見覚えがあった。 「待てよ………」 そう言ってそのグループのほうへと向かう。 まさに彼と縁がある人物だった。 「ん?……兄さん?」 「朔夜?どうしてここへ?」 「あー………怪我人がいてね」 しかし、周りでは取り巻きがはしゃぐ。 「カッコイイー!」
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