帝と不良王子と白騎士2人

18/23
前へ
/259ページ
次へ
異次元、という言葉に瑞樹も目を曇らせる。 「そうなんだよ……」 「大変だがな…。あ、そうだ」 何を思ったか、弓弦は不意にガントレットを装備。 その黒い覇気には瑞樹も例に漏れず圧倒される。 「何……?その黒いのは」 「まあ待ってな」 弓弦は落ち着いて左手小指のボタンを押す。 同時に、右目にかけたバイザーが青く光り、文字列が表示される。 「Black Sacred Fragrance Treat-ment:Type W」
/259ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加