嵐の前の静かでない時間

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「あー忙し………」 (殴り書きの……) 「電話か(ピッ)……もしもし」 それだけに、電話かかることが自体が場違いなように思った。 「鏡ですが」 「どうした、こんなときに」 いつもの弓弦らしくない声の荒さに、鏡は何かを察した。 「………あれ?忙しい?」 「めちゃくちゃ」 「そうか。じゃあ手短に言うぞ」 「どうした?」
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