Fragment

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「!?」 突如、弓弦を何か変な感覚が襲う。 「ぐっ………ゲホッ…ゲホゲホ!!」 急に胸が苦しくなった。 立て続けに起こる咳が、弓弦から呼吸する機会を奪う。 「大丈夫か!?」 「ゲホゲホ………くっ……」 やがて彼はその場に突っ伏した。 それでも咳は収まらない。 「ゲホッ………な、何か……」 「しっかりしろ!」
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