Fragment

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「行ってくる」 「……くれぐれも気をつけろ。相手は暗殺のプロだからな」 「うん。………ありがとう」 向こう側で誰かが同じ所に駆け付けるのを感じた。 弓弦も1つ思いついた。 「もう1人、報告しないといけない奴がいる……。行ってくる」 彼は電話を切り、街灯だけがはかなげに照らす雑踏の中に消えた。
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