四者会談

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運転手は少し呆れ気味に言う。 「車がぶっ壊れたらどうするつもりだったんだ……?」 「私の不注意でした、ごめんなさい」 弓弦は取り敢えず素直に謝る。 そして続けて聞いた。 「で、どこに行く気だ?王さんよ」 「近くのホテル」 「まあ理解はできる」 「なんなら乗っていくか?但し、チェックインは自分でやるという条件で」 「よろしくお願いします」 最終的に、2人は運転手の提案に乗る形となった。 その車はさすがに電気自動車ではなかったが。
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