四者会談

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「まあ、親友ですから」 弓弦はそこにごく簡単な説明を添える。 続けて、 「まあ詳しい話は中でしよう」 彼はそう言ってチェックインへと向かう。 「じゃあ、後で」 音哉もそう言って彼に続いた。 「すいません、藤川と永野です」 「かしこまりました」 そして彼らは素早くチェックインを終えた。 予約していたかのように。 (チーン) 直後、彼らはエレベーターで上に上がり、残るカップルを待つことにした。 ほどなくして彼らも来る。
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