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そんなとき、別の男がカップルの前に現れる。
それを見た弓弦はすぐにレーダーを再展開する。
見ると、その男は白い光の点となって映っていた。
弓弦は間もなく、そこの男たちが件の女を巡って争っているのに気づく。
特に「姫」という言葉が彼の中で強く響く。
しかし、今は自分の出る幕ではないと、彼は分かっていた。
だから動けなかった。
しかし、それでも彼の心は揺らぐ。
次に男の1人が言った言葉に。
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