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「おい、2人とも……姫のことはどうした………?コイツが死神に殺されてもいいのか………?」
意外な仲裁に2人はハッとする。
一方で姫は微塵も動かない。
「あ、誰に怒るべきか、間違えた…」
「ごめん、私が悪かった。お前は正しい。……あ、こんな所にノートなんてないけどな」
「俺も悪かったよ。そう分かったからには、仲直りだな」
仲直りが済み、弓弦が元通りに座る頃…
「で………」
仲裁者が脱線した話を戻す。
「わ、私は白薔薇の姫の記憶を蘇らせるために……」
雪彦は今度こそ自分の立場を弁えていた。
「姫羅には手を出すな」
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