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「すいません、大変らしいので…」
「姫羅のことか」
「はい」
「それならもう片付いたよ。戻ってそう伝えるがいい」
「分かりました!それでは!」
そう言うとバタバタと走っていった。
「さて、鏡君」
「何だ?」
「姫羅の見舞いにでも行くんだろ」
「そうだが」
「だったら、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズにでも行くといい。紅薔薇の王がまだいるかは怪しいがな」
「紅薔薇の王?」
「雪彦だよ」
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