寸劇

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「頼み?」 弓弦は暗い顔で言う。 「雪彦を責めないでくれ…」 音哉は始めからそのつもりだったか…… 「分かった。姫羅をよろしくな」 「ありがとう」 弓弦は再び電話を切った。 「じゃあ行きますか」 彼はそう言うとリモコンを操作しだす。 間もなく彼の右目の前に地図が映し出される。 彼はそれを頼りに「シャングリラ」へと、足取りを速めた。
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