詩々累々:ししるいるい

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目を見開いて聞いていた 君の言葉信じられなくて 馬鹿みたいな本当を 今すぐその口塞ぎたくて 壊れそうなこの心 その手で支えてよ 右から左から優しく包んで 走り出した特急は 気づけば壁にぶつかって いつの間にか奇跡追い越して 当たり前しかなくなった 耳を塞いで逃げ出した 君のこと信じてたのに 馬鹿正直な私は 今からじゃもう間に合わない 壊れたその体 この手で刻んだら 上から下まで全部私のもの (モウイッショダネ)
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