252人が本棚に入れています
本棚に追加
移動した場所では、幹部達がいた。視線を一斉に向けられる。
その中に、咲君はいない。
「おはよう。昨日はよく眠れた?」
沖田……。
雪「……あ
寝心地は、あんまり良くなかったです」
直ぐに寝てたけど…
「ふうん…。そうなんだ?」ニヤニヤと笑う。
「さっき僕が声をかけたときには、君、全然起きてくれなかったけど…?」
来てなかったけど。
「…からかわれているだけだ。総司は、おまえの部屋になんか行っちゃいない」斎藤が、フォローを入れる。
「もう少し、君の反応を見たかったんだけどな。…一君もひどいよね、勝手にバラすなんてさ」
雪「…ひどいのは斎藤さんじゃなくて、沖田さんのほうだと思いますけど…?」
「へぇ~~。君「おい、てめぇら。無駄口ばっか叩いてんじゃねぇよ」
土方が痺れを斬らし、口を挟んだ。
私に質問が来なくて良かったと安堵した。
最初のコメントを投稿しよう!