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主人公を見ると、訳が分からないと言ったように狼狽えている。
路地から、二人入ってきた。
「あれ~~?もう、死んでる。
一君がやったの?」
「俺は、あんたと来たんだ。
俺が斬ったなら、あんたも見えるはずだ」
一人は、茶髪。一人は、黒い髪。
沖田総司と斎藤一。
「だよねぇ。
じゃあ…」
沖田は雪村に目を向ける。
「お前がやったのか?」
――――――
「土方……」
「声、ゲームと同じなんですね」
屋根は意外に快適かもしれない…
――――――
「ち、違います!
上から、何か飛んできました…」
雪村が言ったとたん、隊士2人は上を見る。
斎藤は、雪村を見張るようだ。
――――
「……見つかりませんか?此処」
「見つからない方が……………変」
周りには何も、隔てる物は無い。
―――――
「土方さん、あれじゃないですか?」
沖田が指差す。
「!。てめぇら、降りてこい!!」
怒号が響く。
―――――
「如何なさいますか?…………逃げますか?……それとも…」
「………降りる。
行くとこ…ない」
「確かって、碧」私は、飛んだ。同時に
「我の名を、良いと言うまで呼ぶのを禁ずる……」
呪咀をかけた。
咲君も飛んだ。
―――――――
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