(序) 三年目の春に
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二階から見下ろす南向きの窓の外には、桜の舞い散る猫の額ほどのスペースの公園。 その景色を見て思わず即決してしまい、最寄り駅まで徒歩45分の道のりに、これは早まったかなと思ったのは引っ越して10日目のこと。 早まったかなという気持ちを持つに至ったのは、それだけが理由ではない。 染みだらけの壁や、立て付けの悪い窓なんかもそうだが、そんな程度なら慣れっ子というもの。
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