第1章~高校~

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塁「お前自分の意見ハッキリ 言わねーだろ?」 風華「…」 塁「どうだ?スッキリしたか? もっと自分の意見言った方が いいぞ。」 風華「…まさかアンタ、私を 怒らせる為にわざと悪口言った の?」 塁「違う。さっき俺が言った 事は全部本音だ。」 風華「…(怒)…でも、私が意見 言ったら明花達が怒って私を 仲間外れにするよ…仲間外れに されたら友達いなくなる…」 塁「今でも仲間外れじゃねぇか 」 風華「ちょっ…!」 塁「それにお前はあいつらの事 本当に友達と思ってんのか?」 風華「…それは…」 塁「自分の言いたい事言えねぇ 友達なんて、友達じゃねぇ。 自分の気持ち隠してまであいつ らと一緒にいる必要ねぇよ。 嫌なら嫌ってハッキリ言えば いい。友達を作らねぇといけ ねぇ なんて法律ねぇだろ? 別に1人でもいいんだよ。」 風華「……」 塁「…じゃあ、俺帰るから。」 そう言うと神崎は背を向けて 歩き出した。 風華「まっ…待って!!」 塁「何だよ」 神崎は振り向く。
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