12人が本棚に入れています
本棚に追加
塁「お前自分の意見ハッキリ
言わねーだろ?」
風華「…」
塁「どうだ?スッキリしたか?
もっと自分の意見言った方が
いいぞ。」
風華「…まさかアンタ、私を
怒らせる為にわざと悪口言った
の?」
塁「違う。さっき俺が言った
事は全部本音だ。」
風華「…(怒)…でも、私が意見
言ったら明花達が怒って私を
仲間外れにするよ…仲間外れに
されたら友達いなくなる…」
塁「今でも仲間外れじゃねぇか
」
風華「ちょっ…!」
塁「それにお前はあいつらの事
本当に友達と思ってんのか?」
風華「…それは…」
塁「自分の言いたい事言えねぇ
友達なんて、友達じゃねぇ。
自分の気持ち隠してまであいつ
らと一緒にいる必要ねぇよ。
嫌なら嫌ってハッキリ言えば
いい。友達を作らねぇといけ
ねぇ なんて法律ねぇだろ?
別に1人でもいいんだよ。」
風華「……」
塁「…じゃあ、俺帰るから。」
そう言うと神崎は背を向けて
歩き出した。
風華「まっ…待って!!」
塁「何だよ」
神崎は振り向く。
最初のコメントを投稿しよう!