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―――『――園中央駅 次は麻帆良学園中央駅――』
俺は電車の車内アナウンスと思われる音声で目を覚ました。
迅「ここは…そうか俺は転生したんだったな」
あの神がキチンと転生に成功していれば今日は修学旅行明けの日曜のはずだ。
迅「ならば最初は学園長に挨拶か...『ピリリリリリ』―電話か」
音が鳴っているポケットを探ると黒の携帯が入っていた。 相手を確認するとそこには《神》とあった。
迅「もしもし『あ、迅君?ちゃんとそっちの世界に行けた?』…あぁ特に問題はない」
神『よかったぁ、異世界への転生は何度かあったけど漫画の世界に転生は迅君が初めてだったからちょっと不安だったんだぁ~』
迅「大丈夫だ、ちゃんと成功している」
神は迅の転生の成功を確認する。
神『じやあ迅君のその世界での状況を説明するね』
迅「あぁ、よろしく頼む」
神『その世界での迅君は《沈黙の魔法使い-サイレント・ウィザード-》の通り名で有名な魔法使いって設定だよ。魔力の上限は特にないから迅君の好きにしていいよ?身体能力はエヴァンジェリンの全盛期×迅君の元々の身体能力だよ。あ!あと、オマケで僕の管理している世界の魔法の知識を入れといたから。――とりあえずはこんなところかな?あとは迅君の希望通りの立場だよ。これ以外になにか聞きたいことはある?』
迅「……いや、特にないな」
神『じゃあ、また何か聞きたいことがあったらこの携帯から僕に電話してね』
迅「あぁ、わかった」
神『じゃあ、第2の人生楽しんでねぇ~――プツッ』
神は迅の返事を聞くと電話を切った。
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