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ユ「どうしてこうなった……」
俺の目の前に漆黒のドラゴンが3体、ドラゴンの中でも最強クラスのカオスドラゴンらしい
「さあ、お前の本当の力を見せて見ろ!」
観客席から一人の女性、ギルドマスターが興味津々といった顔で言っている。本気だしたら一瞬でおわるけど建物が消し飛ぶから本気は無理かと
……こういうのはギルドマスターと戦う“だけ”がテンプレだよな。なんで第二回戦目があるんだよ
ユ「……やるしかないか、はぁ」
こうなったのも全部あんなもんをあのタイミングで送ってきた神とあの理事長の所為だ
――――――――――――――
「レイセントとその使い魔の少年、理事長が呼んでいるからついてきてくれ」
あの後すぐにシーナ達の担任の教師に捕まりみんなと理事長室に行くことになった
シ「いったい、何だろうね?」
サ「だぶん、ユウのことだろうね。召喚されてからずっとこっちにいるしあの強さ、学園の管理者としては知らないといけないからね」
使い魔を召喚したままは普通は無理だしな、大抵は戦闘のときにだけ呼ぶし、俺は自分の無限の魔力でこっちに残っているだけだが。俺の場合、そもそも帰れないし
ユ「まあ、俺の力を利用しようとしなければ質問には答えるさ」
俺の力を使えば世界を滅ぼすなんて簡単だからな
ク「こっちもまだ聞きたいことがあるしちょうど良いな」
イ「…ユウは……謎…だらけ」
こいつらもまだ聞きたいことがあるみたいだし、同じ事を2回も答えるのは面倒くさいから一緒に来てもらっている
ユ「さっきは時間がなくて最後まで答えられなかったけど今度は大丈夫だろ」
シ「ところでバンをそのままでいいの?」
ク「このアホはこれでいいんだよ」
バンはただいま気絶していてクレイに引きずられている。理由?決まっているだろ、さっきやりすぎだろとか言ってたからムカついて殴っちゃたんだよね
それからしばらく歩いてアホが起きたあたりで理事長室についた
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