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俊介も気づけば小学校二年生になっていた。
俊介の通う小学校はけっこう距離があるため、バス通学であった。バスといってもスクールバスではなく、市バスに乗って通っていた。
朝は7時20分にはバス停に行き、その地区のみんなと集まってバスに乗って学校に通うのだ。
俊介の地区は8人ほどの小学生がおり、5年生が2人、4年生が1人、3年生が3人、2年生が俊介含めて2人いた。
中でも5年生と4年生の菅原兄弟とは家が近いこともありよく遊んでいたものです。
そんなある日、いつも秘密基地として使っていた工場と工場の間のスペースに俊介と菅原兄弟はいた。
菅原兄弟の兄貴は言った。
「今からお菓子盗りに行こうぜ。」
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