-怨み-

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――… 「どうするんだ…?」 「何がですか?」 「生徒達は死んだ野崎弟が光の取り巻きを殺していってるって言ってんぜ?」 「そんなっ!」 ガッシャーン!!! 「「!?」」 チキチキチキ――… 「う… 嘘ですっ!! そんなはずがっ」 『………会長、つーかまえた…』 「ひっ…ー━━!!!!」 『だめだよ… 捕まったんなら、大人しく――  " 死 に な よ " 』 ザッ――シュッッ!!! 飛び散る真っ赤な血… 「ぁ、……っあッ… そ、んな…っ」 ごろり、と転がる会長の生首… 床に崩れ落ちる首から下の胴体、 「そ… んなっ! う、そ…です!!だって、あなたは――」 『ほんっと、馬鹿だよね… ふふっ イメチェンした髪もいいんじゃない?副会長さん… ふふっ やだな、僕ったら…。死んだ副会長さんに話しかけても返ってくることないのにねぇ』 アッハハハハ… 茶色の髪が真っ赤な血で染まった副会長の死体に満足げに微笑んだ。 『ふくかいちょー つーかまえた…』  
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