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「ど、どうしたの?まだ朝の5時だよ?」
わんわん泣きわめく可愛い三つ子の弟達のいきなりのダイブという奇襲に戸惑いつつも、苦笑いしながら、あやしていく…
「朝っぱらから…… つーか、いきなりダイブはやめろ。」
鼻水を啜りながらだいぶ落ち着きだした三つ子に梓は早朝5時を指す時計を見て溜め息つく。
「……ったく、しゃぁねぇな… オラ、ちび共、来い」
ダブルベッドで斎と寝ていた梓は三つ子を一緒にベッドの中へと入れる。
「まだ早ぇだろ…。もう少し寝てろ。」
これなら怖ぇ夢は見ねぇだろ? と言って目を閉じる梓に斎は微笑んで自分も寝る。
三つ子達もそれぞれ目を閉じるのだが――
「そういえば、
あんちゃんといっちゃんってダブルベッドで寝てたんだね!もしかしてっ 二人って、そういう関係!?」
「お前、もう寝ろ…」
目が完全に覚めた楓の頭を押さえつけて梓は寝ぼけ眼で言った。
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