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第6話
豆乃木玉雄
「真田鬼ーさん…ですよね?」
玉雄は怯えながら鬼ーに話しかけた
「じゃなきゃこんなとこいねぇよ」
ギロッ
「ひぃ!!」
玉雄のことを鬼ーは鋭く睨んだ
「きょ…今日から真田鬼ーさんの看守をすることになった豆乃木玉雄です!よろしくおねがっ…うわ!!」
ドデッ
同じことを二度言った玉雄を変わった目で見る鬼ー
「二度目だな、転ぶのも」
「え…すいません!!」
玉雄は深々と頭を下げた
カツッ…カツッ…カツッ…
「これはこれはお揃いで…」
「!? お前!!」
鬼ーたちの目の前に現れたのはエルシャール.ピエールである
「こんにちは鬼ークン」
いろいろと聞きたいことはあったが鬼ーは最初に思い付いたことを聞いた
「千年もたってんだぞ…なんで生きてるんだよ!?」
ピエールはニヤリと笑いゆっくりと話始めた
「さぁ?何故でしょうね?」
ズコッ
思わずズッコケる鬼ー
「なんじそりゃ…」
玉雄は不思議な顔でピエールを見ていた
「さて!二人揃ってるところなので、そろそろ任務について話しましょうか」
「…任務?」
まだ鬼ーと玉雄は知らなかった
これから始まる二人の試練を…
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