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牢屋の扉が千年ぶりに開いた
ギギギギギ…
ガチャン!
「ずいぶんと古くなりましたねぇ?」
ピエールは牢屋の鍵を指で回し階段の方へ向かった
「こちらへ…」
カツッカツッカツッ…
暗い階段を上がり、鬼ー達は広い部屋へとうされた
『まさか牢から出る日が来るとはな…』
広い部屋には椅子と机
ちょうど警察の取調室みたくなっている
「座って待っていてください」
ピエールは部屋を出た
玉雄は当たりを見回した
「広い…ですね…」
鬼ーは椅子の背もたれに寄りかかり上を見た
「ああ…」
鬼ーが生きていた千年前との違いに表情には出していないが驚いていた
ガチャ
広い部屋のドアが開いた
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