千年後

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「悪魔…?」 玉雄は静かに椅子に座った 「なんだよ…悪魔って」 鬼ーは筧に聞いた 「政府の捜査の結果、この世界に魔界と人間界を繋ぐ出入口がそこいらに出来ているらしい…」 「そんな…漫画みたいな話…」 玉雄は呆然とした 「あるんです」 ピエールが割って入った 「悪魔は人間界に浸食してきています…政府も悪魔に対する特殊機関を作りましたが効果は微妙…」 ピエールは椅子に座った 「このさい余計な話は止めましょう、私は政府に悪魔狩りと釈放の交換条件をだしました」 玉雄はピエールを見た 「それって…」 「はい、アナタ達には悪魔狩りをしてもらいます」 玉雄は頭がパニックになっていた 「鬼ークンの仕事ぶりが認められれば釈放…と言う条件になっています」 玉雄はしばらく考えてから鬼ーの方を見た 「すごい…それなら外に出れますね!鬼ーさん!」 鬼ーは玉雄の言葉に無表情に言い返した 「断る」 鬼ーの思いがけない返答に玉雄は驚いた
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