再会

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「バカだろ」 ケラケラ笑っている高村先輩。 あれから順番が来て乗ったけど、あえなくギブアップした私。 フラフラの私を見て、先輩が笑っているのだ。 結局バカにされている。 「あんたは何が乗れるの?」 「怖くないもの」 ミネラルウォーターを飲みながら答えた。 「お化け屋敷も駄目?」 「無理無理無理」 首を横に振って後悔。 また頭がクラクラした。 「あんた何しに来たの?」 噴出す先輩。 「来たくて来たんじゃありません!」 思ったことを言うと、確かにと先輩が言った。
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