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「え、本当に?」
「本当だって。
ゆりちゃんと三人で遊んだでしょ」
その一言で確信した。
「くりちゃんだ~~」
嬉しくなって抱きついてしまい、くりちゃんが尻餅をつく。
痛いと笑っているくりちゃん。
「わーー、ゆめが男の人襲ってる!」
少し遠くから和美の声が聞こえて、急いで離れる。
「ご、ご、ごめんなさい!」
我に返り、突然恥ずかしくなる。
彼女と一緒の人に抱きつくなんて・・・
男の人に自分から抱きつくなんて・・・
ケラケラ笑うくりちゃん。
「相変わらず天然なんだ?」
と言っている。
彼女さんにも謝って、立ち上がった。
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