1095人が本棚に入れています
本棚に追加
体中が痛い・・・
眠りから目覚める。
目の前は白い天井。
保健室・・・じゃない!!
ここが病院だって事がすぐに分かった。
やばい。
とっさに飛び起きる。
「うーーーっ」
体が痛くて前のめりになる。
「バカ、起きんな!!」
聞き覚えのある声が近づいてくる。
「高村先輩・・・」
再びベッドに寝かされる。
あの時に聞こえた声は先輩だったのかな?
「お前ふざけんな!!」
先輩が怒った。
「なんで言わなかったんだよ。
あのままだったら死んでたかもしれないんだぞ」
私もそう思う。
「ごめんなさい」
「謝って済む問題じゃないだろ」
「・・・はい」
先輩の言うとおりです。
先輩のお説教は続いた。
最初のコメントを投稿しよう!