対立

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深く被ったキャップにサングラス。 靴をコツコツ鳴らして歩いてくる。 先生に気付いた人が騒ぎだす。 「あいつ、美幸さんの元彼だろ?」 先輩が言った。 「うん」 先輩は先生を睨んでいる。 なんか・・・波乱の予感。 先生は私の前で止まる。 「なに睨んでんだよ」 そして先輩に向かって言った。 少しの沈黙の後。 「美幸の幼馴染みってやつ?」 「そうだけど、俺のこと知ってんだ」 先輩の声が低くなった。 これ、ヤバイ状況だよね。 先生がサングラスを取り、先輩を見る。 いやーーーーー。 先生も睨んでるしーーー これヤバイ、これヤバイ、これヤバすぎる!!!
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