あなたとなら

キス

洗い終わり、湯船に浸かる。

「気持ち良い～～」

露天風呂なんて初めて。

こんなに気持ち良かったんだ。

幸せだーーー。

「良いな・・・俺も入りたいな」

後ろから声がする。

びっくりしすぎて、変な声を出してしまった。

いつの間に居たのか。

「部屋に戻ってくださいよ」

恥ずかしさＭＡＸ！

すると、先生の手が伸びてくる。

そして肩に触れた。

体がビクつく。

「痛そう・・・可哀想に」

先生が言った。

何も言えなかった。

「目の保養終わり。

着替えたら呼んで」

先生はそう言って部屋に戻った。

先生と居ると、心臓がいくつあっても足りないんじゃないかと思う。