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先生は、私が移動すると付いて来る。
「なんですか?」
「そんな態度してて良いのか?」
耳元で囁かれる。
体がゾクッとして、耳を押さえた。
「なにするんですか?」
「こっちを向きなさい」
そう言われ、向かい合わせになる。
先生が近すぎる。
「頭上げて」
言われたとおりにすると、先生の腕が割り込んでくる。
「腕枕完成!」
先生の嬉しそうな声。
何がしたいの?
そう思っていると、先生におもいきり抱きつかれる。
「ちょ・・・」
両腕で力強く抱き締められ、身動きが取れない。
「夢叶補給~」
先生が言い出す。
「苦しぃー」
「もうちょっと」
いやいや。
ドキドキと苦しさで、心臓が・・・
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