鈍感

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二人で座ってカフェオレを飲む。 「美味しいね~」 「あ、良い事考えた!!」 和美は隣の部屋に入って行った。 数分後、和美が戻って来た。 「何ニヤニヤしてんの?」 「三人の寝顔を撮ってきた!」 和美の手にはカメラ。 「怒られても知らないよ」 「大丈夫、ゆめのせいにするから!」 「かーずーみー!!」 私の怒りメーターが上昇すると、和美が笑う。 「今度、ゆめの家に泊まりに行くから。 私の話しも聞いてよ」 急に和美が真剣な顔をするから、反応に困った。 「じゃあ、暴露大会しよっか。 私を嫌いにならないって事が条件ね」 「それを言うなら、私のほうだよ。 軽蔑も禁止ね」 「ラジャー!!」 私は敬礼のポーズをした。 「ゆめ、あんたは良い子だよ」 「うわ、ババくさい発言」 「誰がババアじゃ」 その後、二人は大笑いをした。
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