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「そういえば、先輩と和美は別の部屋に泊まるんじゃなかったの?」
「監視役の三人に取られた」
赤塚先輩が言った。
「私が部屋借りるとか」
「おー、和美凄い!!」
私は拍手する。
「ゆめと一緒に泊まる!」
「・・・へ?」
先輩じゃなくて、私なの?
「嘘だよ」
和美が笑う。
「またか・・・」
みんな私をからかうんだ。
「ね、ゆめー、カラオケ行こ」
「嘘でしょ」
「嘘じゃない!!」
「そこは嘘って言おうよ」
「嫌だ!」
「私も嫌だ!」
「ゆめに拒否権なし!」
「うわ、でた。
また強制連行なの~?」
すると、和美が私に耳打ちしてきた。
「・・・行く!」
先生のプロモーションビデオ見てみたい。
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