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「こいつ、好きな奴居るんで。
ただ、俺がこいつを好きなだけだから」
「・・・・・・え!?」
今・・何か、とてつもない事を口走ったよね・・?
先輩、好きって・・・私を好きって・・・。
いや、待って!!
頭の良い先輩のことだから、何か考えがあるのかも。
そうだ!!
そうに違いない!!
心を落ち着かせ、冷静に考えてみた。
「その子を守る為の嘘?
お互いをかばって、可愛いじゃん」
店員さんがバカにしてるみたい。
しかも、いつもなら冷静な先輩なのに、今日は違った。
「嘘じゃないけど。
なにか文句あります?」
「先輩、やめようよ・・・」
喧嘩とかは避けたい。
だから、私は先輩を止める。
でも、先輩は何も言わず、攻撃的な目をしたまま。
困ったぞ。
絶対絶命です!!
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