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先生が買い物中は車でお留守番。
ふと、自分の手を見る。
短くて太い指に、小さい手。
私はコンプレックスの塊で、自分が嫌いで仕方ない。
先生には、私がどう映っているのだろう。
仕事で可愛いかったり、綺麗な人と一緒になるはずなのに、なんで私なのか。
私なんかで良いのかな。
ドアの開く音。
先生が車に乗り込む。
「寝てないじゃん」
「うん」
「どうした?」
どうもしてないけど・・・
先生がおでこに冷却シートを貼ってくれる。
「熱っぽいから、今日は大人しくしてなさい!
はがすなよ」
冷たくて気持良い。
買い物の袋を後ろにやる先生。
首筋が色っぽい。
私ってもしかして・・・変態!?
なんか最近、変だ。
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