鈍感

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しかし、5分もすれば、限界がくる。 畳にうつ伏せで大の字になる。 「う~~~~」 冷たくて気持ちが良い。 その時、ゾクゾクと寒気が体を駆け巡った。 私は飛び起きて、周りを見る。 「どうした?」 「寒気した・・・お化け?」 「居るわけない!! もう許さん!!」 先生は私を担ぐと隣の部屋に強制連行。 布団に寝かされる。 「そこから動くなよ!!」 そう言って出て行った。 寝ているのに、揺れてるみたい。 目を閉じても、グルグル回ってる感じ。 熱、高い気がする。 だって、呼吸が速い。 横になっても辛い。 すごく静かで、眠りにつくのは早かった。
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