事実

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たぶん、きっと、私の背中にあるだろう。 黒い羽が。 今の私はブラック立花が進化して、デビル立花になっている。 寝れないなら、意地悪してみんなをイジメてやるんだ! ケケケケケッ。 「あれ、飲んでいただけませんか?」 私は再び笑顔で問いかける。 「高村いけ」 「俺なの?」 先生と先輩が、真剣に相談し始める。 ケケケケケッ。 面白い! これ、面白いよ。 「明日、大事な日なの、分かってるよね?」 「今日、誰かに殴られたんで、口ん中すげえ痛いんですけど」 「謝るから飲め!!」 「じゃあ、飲んだらこいつ借りて良いですか?」 「それは許さん!!」 二人は揉め合いを始めた。 きっと長くなる。 だから、私は次なる標的を探す。 キラーン 標的を見つけて、目を光らせる。 見ーつけた!! 私はそこに移動する。
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