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「いただきま~す」
私も食べ始める。
隣の和美は、音でいうとガツガツって感じで食べている。
「和美・・・もっとゆっくり食べようよ。
喉に詰まらせるよ」
私が注意しても、お構いなし。
「だって、おかわりしなきゃ」
「だったら、もう一皿持ってきとけばいいじゃん」
「・・・そっか」
和美は結局3皿も食べ、デザートも完食。
先輩達に負けないくらい、和美も大食いだって分かった。
大人達は、大宴会の真っ最中。
くりちゃんと先輩二人は、圭太さんと広人さんに捕まっていて、飲まされている。
「もう、部屋に帰ろ。
私、薬飲まなきゃ」
和美に言った。
「うーん、まだ帰りたい気分じゃないんだよね」
和美が言った。
ここに、奈美さんと優子さんが居ればな・・・
二人は明日から仕事だからと、会場で別れたのだ。
「じゃあ、一人で戻ってるね。
おやすみ」
私は和美にあいさつして、部屋に戻った。
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