不意打ち

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「くりちゃん、やっぱり男の子だったね」 「はぁ?」 「ホント、あの頃は女の子だと思ってたから、びっくり」 「ちゃんと自己紹介したじゃん」 「マコトって言う女の子も居るし、女の子だと思ってた。 可愛かったし、まさか男の子だったなんてね・・・」 「あの頃から仕事してたし、怪我しちゃいけないって言われてたから、二人と遊ばせてもらってただけ」 「あ、なるほどね」 怪我しないように、私たちと遊んでたんだ。 そういう事なら納得。 「女の子になりたかったわけじゃないんだ」 「なんでそうなるかな・・・。 俺は男です!!」 「ははは、ごめんね」 顔を赤くして、真剣に言ったくりちゃんが可愛くて、思わず笑ってしまった。 「なんで笑った?」 「可愛くて、つい」 すると、 チュッ。 いきなり、くりちゃんにキスされた。 いきなりすぎて、抵抗もできなかった。 何が・・・起きた? 思考回路がショートした。
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