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勢い良く、襖が開いた。
びっくりする和美と私。
「圭太さん?」
私は起き上がった。
「大変なことになった!!!」
圭太さんが私を見て言った。
先生達の姿が見えない。
もしかして、事故!?
「え、何があったんですか?」
「いいから、ちょっと来て!」
私の腕を掴むと、立たされる。
「何処に行くんですか?」
「いいから!!」
「ま、待ってってばーーーー」
私は、圭太さんに引っ張られるまま、二階に上がった。
そして、宴会場に入らされた。
なんで?
そう聞こうとした時に、ある人の姿が目に入った。
私の一番会いたくない人。
その隣には知らないお爺さんと副社長さんが居る。
「なにこれ?」
私の機嫌は最高潮に悪くなった。
今から、跳び蹴りでもしてやろうか!
殴りかかってやろうか!
私の視線の先には谷さんが居た。
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