夢の崩壊

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ーーーーワー!!!ワー!!!! 試合は思った通り亮助達がリードしてた。 そして最終クォーター。 80対75で勝っている。 「ハァハァ…」 「大丈夫?」 かなり疲れた様子の亮助に私が聞いた。 「大丈夫だ。後8分全力でいく」 「頑張って来てよ!!」 バシッ!!! 私は勢い良く亮助の背中を叩いた。 「ってぇ!!!なにすんだよ!!」 「おまじないよ。おまじない」 「ったく、そんなもんで勝てたらみんなやってんだよ。」 「いいじゃん。気合い入ったでしょ?」 「フッ、まぁな…」 亮助は不敵に笑ってコートに向かった。 「いいねぇ…彼女かい?」 「あ?」 あれ? なんか亮助が相手チームとなんか話てる? 「俺イチャイチャしながらバスケしてるヤロー嫌いなんだよ」 「なにが言いてぇんだよテメェ…」 「まぁ、後でわかるよ」 あっ、あの顔!! 亮助怒ってる… 「あんにゃろー…意味わかんねぇ事言いやがって」 そして亮助はディフェンスに戻った。
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