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「さて…帰ろう!」
放課後とは戦いから生き残った者だけに与えられ…まあ学校に来れば当たり前のように来るのだが(笑
「海・里・君」
「嫌です」
何故俺が即答できたかと言うとこのおばさんの言う事は決まってるからである。
「意地悪言わないの!」
意地悪だと?いつも断っているのに何度も頼みにくる貴女の方が意地悪だよ!…と心の中で叫んだ。
「あのね…俺は生徒会には入らないの!わかった?」
「えー入ってよ~私の可愛い甥っ子ちゃん」
こんな時だけ甥っ子、甥っ子いってる…ハァ。
たまにはガツンと言わないとな!
「先生…いい加減にし…」
いい加減にしろ!と言い切る前に先生よりも面倒くさい「奴」が笑顔で走ってきた…。
「先輩~何してるんですかぁ?」
「何でもない!」
「教えてくださ~い…先生こんにちはm(__)m」
「こんにちは!それよりもタイミングが良いわね。」
俺は嫌な予感がしたが…3秒後に予感ではなく現実になっていた。
「貴女…生徒会に入らない?」
やはり的中した…。こうも簡単に未来は予測できるのだ!…辛いな。
「えー先輩が入るなら良いですよ!」
何故…コイツはいつも俺とハッピーセットになりたがるんだ?
そして、俺と美姫と先生の討論は今から約二時間後に終了した。
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