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キーンコーンカーンコーン
チャイムがなった。どうやら授業が終わったようだ!。
「オッス!おら悟…」
聞きなれた声が耳に届いた。
「大丈夫。それ以上言うな」
「ノリ悪いな…海里…風邪か?」
「いつも…このノリだろ」
コイツは…山口良。高校2年で俺の親友。
自称、皆の憧れ山さん!
「良…今日はどうした?」
「実は…咲ちゃんが…!」
その時だった…物凄いグーパンチが良の顔にめり込んだ…。
そして、5mほど後ろに良がぶっ飛んだ。
「良~。よくも私のスカートめくったな!」
その声の主は咲ちゃんだった。
「その理由は…そこにスカートが有ったからさ!」
理由になってない。
おっと…またまた紹介を忘れてたな。
この子は…吉野咲。高校2年のバレー部で美姫の先輩でもある。
あっ2年のミスクィーンだ。
またグーパンチがとんだ。
「許して咲ちゃん…助けて海里…」
「だから昔から…止めろと言ってるだろ!」
「そうだよ…最低!」
「だがな海里…パンツの色は黒だったぞ」
すると周りの男子が一斉に会話を止めこっちを向いた…みんなさりげなく良に向かって拍手をしていた。
「皆…最低!」
「まあ…良いじゃないか」
「良くない~」
最近…俺はこの二人はまるで俺と美姫みたいな関係に見えてきて…辛い。
まぁこれも戦いだな…何だかんだで学校も終わり放課後に突入した。
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