学校の戦い

3/4
前へ
/20ページ
次へ
キーンコーンカーンコーン チャイムがなった。どうやら授業が終わったようだ!。 「オッス!おら悟…」 聞きなれた声が耳に届いた。 「大丈夫。それ以上言うな」 「ノリ悪いな…海里…風邪か?」 「いつも…このノリだろ」 コイツは…山口良。高校2年で俺の親友。 自称、皆の憧れ山さん! 「良…今日はどうした?」 「実は…咲ちゃんが…!」 その時だった…物凄いグーパンチが良の顔にめり込んだ…。 そして、5mほど後ろに良がぶっ飛んだ。 「良~。よくも私のスカートめくったな!」 その声の主は咲ちゃんだった。 「その理由は…そこにスカートが有ったからさ!」 理由になってない。 おっと…またまた紹介を忘れてたな。 この子は…吉野咲。高校2年のバレー部で美姫の先輩でもある。 あっ2年のミスクィーンだ。 またグーパンチがとんだ。 「許して咲ちゃん…助けて海里…」 「だから昔から…止めろと言ってるだろ!」 「そうだよ…最低!」 「だがな海里…パンツの色は黒だったぞ」 すると周りの男子が一斉に会話を止めこっちを向いた…みんなさりげなく良に向かって拍手をしていた。 「皆…最低!」 「まあ…良いじゃないか」 「良くない~」 最近…俺はこの二人はまるで俺と美姫みたいな関係に見えてきて…辛い。 まぁこれも戦いだな…何だかんだで学校も終わり放課後に突入した。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加