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呪文を教えられた皆はそれぞれ中庭のあちこちで、各自の呪文を唱え始めた。
「よし!今日はここまで!今日魔法ができたものは、もっと効率よくし、できなかったものは、できたものに感覚を聞くなどして努力するように!それでは解散!」
そういって担当教師は帰っていった。
「カイ、今から町でぶらつかないか?」
「悪い!今週は、来週任務で出れない分バイトしなきゃいけないから無理だ!じゃぁ、俺はいくよ。また明日な!」
カイはそういうとダッシュで教室に向かっていった。
「レスト君。カイ君はなんであんなに急いでるんですか?」
不意に後ろから声がしたので、振り向くとそこには小首を傾げたルナがいた。
「あぁ。カイは今から来週分のバイトだって。」
「バイトですか。そういえば、カイ君ってなんでバイトしてるんですか?」
「うぅん。」
レストは少し悩んでから、
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